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苦悩からつかんだ成長の道。そして共に築く強いチームへの道

苦悩からつかんだ成長の道。そして共に築く強いチームへの道

2019年新卒入社(取材:2024年10月)
営業部 東兵庫エリア ディレクター 石川真帆
趣味:お菓子作り
好きな言葉:経験はお金で変えない一生の財産

 

 新卒時代の苦悩とその後の自分との向き合い方とは

◆入社理由を教えてください

就職活動中、私は特にやりたいことが明確には定まっておらず、どの企業を選ぶべきかで悩んでいました。しかし、将来的にやりたいことが見つかったときにその夢を実現できるよう、幅広いスキルを身につけたいと考えていました。

営業職に興味を持ったのは、「対人関係のプロ」というイメージがあり、営業スキルやイレギュラーへの対応力といった、様々な能力が身につくと考えたからです。そんな中でリプライスを知ったとき、一気通貫で「多様な経験を積めるため、幅広い知識やスキルを得られ、仕事もワクワクしそう!」と思いました。そして直感で「この人たちと働きたい」と思い、リプライスへの入社を決めました。

 

◆現在5年目だと思いますが、振り返ってみて新人の時はどうでしたか?

1年目や2年目は、正直あまりうまくいきませんでしたね。 プライドや自分自身に対して甘えがあって、「自分がMVPを取るぞ!」とか「チームを自分が引っ張るんだ!」みたいな強い意志を持てていませんでした。 入社する前は「成長したい」「前向きに働きたい」と思っていたはずなのに、どこかで「自分が頑張っても何も変わらない」「先輩がやった方がうまくいくし、自分がやらなくてもいいや」って思ってたんです。 それに、できない自分を認めることができず、誰にも相談できずに独りで抱え込んで、空回りしてしまうことが多かったです。 誰かに相談するべきだと気づいていても、それを認める勇気がなかったんですよね。 仕事のスキルの問題というよりは周りの同期や先輩に勝手に劣等感を感じていたことが、仕事に対して前向きに取り組めていなかった原因だと思います。 振り返ると、1年目が一番辛かったなと思います。

 

◆そこからどうやって変わったんですか?

一番の転機は、後輩ができたことですね。自分よりも前向きに仕事に取り組む後輩を見て、「先輩なのに自分は何をしているんだろう?」と強く思うようになりました。 「このままではダメだな、先輩としてちゃんとしないと」と覚悟を決めて、そこから意識が大きく変わりました。

それからは、自分の仕事に責任を持ち、「チームを良くしていこう」という気持ちで取り組むようになりました。

あと、自分を積極的に褒めるようにしました(笑)。 「自分は全部ダメだ」と思い込むのではなく、「意外とできるじゃん!」とか「ここは得意だな」とか、自分の行動を振り返りながら前向きに捉えるようにしました。 今までは自分の行動を全部否定していたので、適切な課題認識もできていなかったのですが、 プロセスを認めることで今後の課題も見つけられるようになったんです。 仕事を振り返って、良かった点や改善点をしっかり見つめ直せるようになり、行動に再現性を持たせられるようになったのも、大きな変化です。

 プライベートと仕事の両立を目指して

◆4年目には、結婚を機に名古屋から静岡へ異勤をされたと思いますが、静岡ではどうでしたか?

まずは、チームメンバーには本当に感謝しています。名古屋で行動してきたことを踏まえ)異動してすぐ、「一番強いチームになりたい。個々が強くなって、チーム全体も強くなる」という目標を掲げました。その思いを共有して、一緒に頑張ってくれたのが後輩でした。私のエリアはリーダー含めて3人しかいなかったんですが、後輩はいつも「教えてください!」と前向きに声をかけてくれて、常に前向きに成長する姿勢を、私に見せてくれたんです。彼の姿に私も勇気づけられていました。 目標を追いかけていくのは大変でしたが、「絶対に達成しよう!」という気持ちで一緒に頑張ってくれたからこそ、高い目標も達成できたと思います。後輩がうまくいかないときは私が支え、逆に私が弱音を吐いたときは「僕が頑張ります!」と私を支えてくれました。こうして気持ちを分かち合って、一緒に乗り越えていける仲間がいたことが、本当に大きかったなと思います。チームで仕事をすることの大切さを改めて実感することができました。

 

◆そんな素敵なチームの中で特別賞、チームMVPを取れた要因は何だと思いますか?

チームMVPや特別賞を取れたのは、チーム全体の成果はもちろん、改善し続けたプロセスにも大きな要因があると考えています。
特に、日常的にチームでの振り返りをするときに行動だけではなく、感情面のプロセスにも目を向けていたことは、大きかったと思います。

例えば、その行動を取った時、どんな気持ちだったのか、なぜ高いモチベーションを維持できているのか、といった内容を振り返っていました。成功体験を「なぜモチベーション高くできたのか」「なぜ成長したのか」と振り返ることで、成功要因や成長要因が見え、プロセスに再現性を持たせられます。
チーム全体でモチベーションを上げて、再現性を持って成長し続けられたことも、表彰された要因だと思っています。

 

 

 現在の仕事に対する思いと向き合い方とは

◆プライベートで結婚をされたことで、仕事への向き合い方はどのように変わりましたか?

結婚をしても変わらず、「もっと仕事を頑張りたい」という気持ちでいっぱいです。 ただ仕事を頑張る上で、プライベートの充実はとても大事だと考えているので、生産性高く働いてしっかりメリハリをつけることを意識して行動しています。 生産性高く働くことができれば、仕事に振り回されて長時間働くこともないですし、休日にしっかりリフレッシュすることもできます。休日にリフレッシュができなければ、仕事の生産性も落ちるのでプライベートの充実は大事ですね。 ただプライベートが充実している理由には、仕事に全力で取り組んでいることも理由の一つだと思っています。 仕事がうまくいかないとモチベーションが下がり、プライベートも楽しめなくなってしまいますし、逆に仕事が順調だと、自分自身に自信がつくので、プライベートで辛いことがあっても前向きに捉えることことができます。 私は「仕事を8割くらいでこなして、プライベートを充実させる」というスタイルではなく、仕事に全力を尽くしプライベートも充実しやすい環境を自分で作り出すことを心掛けています。 どちらかをおろそかにするのではなく、どちらも追い求め、充実させることが私にとって一番大事だと感じています。

 

◆これまで1,2年目で起きた自身の成長やプライベートでの変化を踏まえて、今後どうなっていきたいですか?

チーム作りにもっと力を入れていきたいです。今はディレクターを務めていますが、「”ディレクター”という立場だからこうする」というよりは、1年目や2年目で自分が苦しんだ経験を活かしていきたいと思っています。意見を伝えやすい環境を作ることや、チーム全員が同じ目標に向かって進んでいくことの大切さを伝えていきたいです。 また、自分が過去に感じた不安や苦悩をメンバーには感じてもらいたくないですし、悩んでいることがあればすぐに手を差し伸べ、互いに支え合える環境を作っていきたいです。 メンバー時代に苦労した分、自分自身がメンバー時代に感じた思いをしっかり共有して、支え合えるチームを作っていきたいと思っています。