- 2021年新卒入社(取材:2024年1月)
- 営業部 千葉エリア 小俣大地
- 趣味:自然を見に行くこと、散歩、登山、カメラ、お笑い
- 好きな言葉:「敵は己の中にあり」
何か上手くいかないときに他人や環境のせいにしてしまうと、そこで自身の可能性が狭まってしまうと思うのでまずは自分を疑うようにしています。
20代のうちに社会人としての「自力」を固めたい
◆就活はどのような業界を見ていましたか?
就職活動では、成長業界の方が自身の成長機会を得やすいと考え、特定の業界には絞らず、 社会課題解決やIT分野等の今後国や社会から求められる企業を中心に見ていました。一方で、印刷出版や銀行等の今後AIに代替されやすい分野や、大手企業の分業型で業務の幅が限られるものは見ていなかったです。
◆当時の就活軸は何でしたか?
就活軸は2つありました。 1つ目は、「新人でも業務の幅が広く、裁量権のある会社かどうか」です。就職活動時には特定の業界や業種に明確な希望を持っていなかったため、まずは20代のうちに社会人としての 「自力」を固めたいと考えました。 分業型で業務の幅が狭かったり、年次を重ねなければ裁量権が得られないような環境では、経験の幅が限られ、 自分の成長機会が制限されてしまうと感じました。 そのため、業務の幅が広く、複数の スキルを磨ける環境を重視しました。
例えば、銀行の窓口業務のように特定の業務を極める働き方は自分には合わないと感じていました。一方で、ベンチャー企業や複数事業を展開する 会社では、業務チェンジが可能で、 同じ会社の中でさまざまな経験が積めるため、そうした環境に魅力を感じました。また、裁量権のある職場では、自分で考え、自分で行動する力が求められます。最初は心理的な負担も大きいかもしれませんが、 そのような環境でこそ自立・自走する力を身 につけられると考えました。 他人や環境に依存する働き方ではなく、自分で課題を解決していける環境に身を置くことで成長したいという思いが強かったです。
2つ目は「個人ではなくチームで働ける会社かどうか」 です。 個人で成果を追求するのではなく、チームで協力し合いながら成長できる環境を重視していました。これは、学生時代の経験が大きく影響しています。小学校では6年間水泳に取り組み、中学・高校で6年間サッカーを経験しました。個人競技である水泳では自分との闘いが中心でしたが、チーム競技でのサッカーでは意見を出し合い、「こっちにパスしたほうがよかった」等といった気づきを共有する中で、視野や思考が広がる楽しさを実感しました。 また、大学時代には学園祭の実行委員会の企画部に所属し、チームを組んでイベントの運営に携わり、3年目にはリーダーも経験しました。本番までの準備期間の中でチームで試行錯誤する時間がとても充実しており、意見を出し合う中で他者からの他の考えに触れることで、自分自身の思考の幅が広がり成長を感じた瞬間が多くありました。 これらの経験から、他者から視野や思考の幅を広げてもらえる環境で働きつつ、自分自身も周囲に良い影響を与えられる存在になりたいという思いが強まりました。そのため、チームで協力し合いながら互いに成長できる環境を求めていました。
早期に幅広い業務経験を積める環境が自分のなりたい像に近づける
◆大手と比較していたと思いますが、なぜリプライスに意思決定できたのですか?
就職活動では、大手企業の研修制度やネームバリューに魅力を感じつつも、分業制が主流で業務経験の幅が狭くなりがちな点や、役職に就くまでに時間がかかるといったキャリアパスに懸念を抱いていました。特に、就活時には志望業界や職種が明確ではなかったため、早い段階から幅広い業務経験を積める環境のほうが自分には合っていると考えました。その結果、大手企業も視野に入れつつ、全体で高め合える組織風土や成長環境を重視し、最終的にリプライスへの入社を決めました。
また、学生時代に学園祭のチームリーダーを務め、リーダーシップを発揮する中で自身の成長を実感した経験があり、入社後も早い段階で責任あるポジションに挑戦できる環境を求めていました。
社会人になり、大手企業に就職した同年代の友人と話す中で、それぞれの環境で異なる成長の仕方があることに気づきました。大手企業では専門性を深める一方で、私はリプライスで幅広い業務に携わりながら裁量を持って取り組む経験を積むことができています。お互いに異なる環境で成長していると感じますが、リプライスの早期に役職を目指せる成長環境は自分にとって非常に合っており、満足感とやりがいを持って日々取り組んでいます。
業務の幅の広さと量が多い分、身に付いた力も大きかった
◆実際入ってみてどうですか?
入社して実際に感じたのは、業務の幅の広さと量が想像以上に多かったことです。最初は驚きましたが、 結果的には効率化の工夫やタスク管理能力 を鍛えるきっかけとなり、 自分自身の成長を実感できました。 特に、 1年目から自分が担当するエリアを任され、一気通貫で業務を行う中で、様々な スキルを身につけることができたと感じています。
特に3つのスキルが身についたと考えています。
一つ目に、「PDCAを回しながら課題を発見し解決する力」です。 自分が担当エリアを持っているからこそ、日々の業務を進める中で、 現状把握から課題分析、戦略立案までを自分で行うことができ、問題と課題を整理して改善するプロセスを実践できました。
二つ目に、「目標から逆算して行動量と質のバランスを調整する力」です。 目の前の業務だけでなく、中長期的な目標を見据えた行動が重要であることに気づき、そのためには目標に対してどれだけの量をこなすべきか、またその質をどう向上させるかを意識するようになりました。 これにより、労力と時間に対する効果を意識し高い成果を目指すための行動計画を立てる力が養われました。
三つ目に、「物事の本質を考える力」です。初めは無意識に行動していた部分もありましたが、入社後はそもそもこの業務は誰に向けて何のためにやっているのかを自分に問いかけるようになり、物事を表面だけで捉えるのではなく、深く考える力が身につきました。 その結果、 業務の意味や目的を意識しながら、効果的に進められるようになったと感じています。
早期に自立して業務を進める環境に身を置いたからこそ、1年目から成長の基盤を築くことができました。
ディレクターになって感じるチームマネジメントの難しさ
◆3年目でディレクターになられたと思いますが、働く中で感じるメンバーと違った難しさや面白さはありますか?
3年目にディレクターに昇格し、業務面と人面で新たな課題と成長を経験しました。 最初に感じたのは、 自身の決断に責任が増すことで、業務の幅広さとその難しさが更に大きくなったことです。
業務面では、依頼内容をすり合わせる際に、目的や時間配分について相手との認識を合わせることが思った以上に難しく、試行錯誤を繰り返しました。特に、何を、どこまで、どのレベル感で伝えるべきか、相手にとって理解しやすい形で伝える方法を模索しました。その中で、相手の理解度を測りながら、 伝え方を工夫する能力が身についたと感じています。 このスキルは、業務以外の場面でも非常に役立っており、どんな状況でも相手の前提や認識を把握してコミュニケーションを取る大切さを学びました。
また、チームメンバーから報告を受けた際には、メンバーの主観や他の定性情報が混じっていることが多く、事実と主観を整理することの難しさを感じました。メンバーとのやりとりの中で事実を見極めながら適切な対応策をフィードバックをすることが大事だと気づきました。この経験を通して、複数の情報から問題と課題を明確にし、改善策を考える思考力が養われました。
人面では、メンバーのモチベーションや心理的な課題に寄り添うことの難しさを感じました。 リーダーとしてメンバー一人一人の問題や気持ちにどう向き合うかが、チームの成果に大きな影響を与えると考えていました。メンバーとの1on1やチームMTGを通じて、相手の背景や思いを理解し、どうすれば同じ方向を向いてチームをまとめていけるかに注力しました。ここで重要だったのは、動機づけの為の相手への伝え方の工夫と、メンバーそれぞれの成長を支える方法を考えることでした。 この過程を経て、単に業務をこなすだけでなく、同じ目標を追う中で共通認識を持って人間関係を築くことがいかに大切かを実感しました。
今後は、こうした経験を活かして、さらに効率的に、そして効果的にチームをリードできるよう、チーム運営での課題解決や仕組み化を進めていきたいと考えています。
チームと組織の成長への影響力をさらに広げていく
◆今後の目標を教えてください!
個人の目標としては、まずディレクター表彰を獲得することです。そのためには、成果目標の達成だけでなく自身のチーム運営を仕組み化し、他のチームにも展開し良い影響を与える運営を目指します。
また、人マネジメントにも注力し、チームで働く中で重要なモチベーション管理をさらに強化し、信頼されるリーダー像を確立したいと考えています。成果を目指す中でのメンバーの成長も意識した取り組みを進めていきます。
チーム目標としては、成果と個人の成長を結びつける組織づくりを進め、チーム内でお互いがお互いの成長に寄与できる環境 を構築したいと考えています。 その先に、取り扱いエリアとチームの拡大も目標にしています。
これらの目標を達成するために、 自分自身がスキルアップし、チームの成長と影響力をさらに広げていきます。
◆就活生へメッセージお願いします!
変化が目まぐるしい今の世の中、「早期の自立自走」と「変化への適応力」が今後の自身の選択肢を大きく広げてくれると思います。
リプライスにはそれを得る環境があり、自らその機会を取りに行くことができます。
そしてリプライスでの「チーム内での気づき」や「FB文化」は自身の成長をさらに加速させます。
自分自身の将来の選択肢を広げれるよう一緒に成長して行きましょう!