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採用ブログ

1人ではなく、仲間と共に。理想のチーム営業を求めて

  • 2022年中途入社(取材:2025年3月)
  • 営業部 北福岡エリア 池内 達哉
  • 趣味:愛娘の成長、ゲーム、映画鑑賞
  • 好きな言葉:「笑う門には福来る」
    苦しい時こそ下を向かず常に笑っていれば、良いことも舞い降りて来ると信じていつも笑って過ごしています!!
「仲間と共に高め合いたかった。」

◆前職ではどんなお仕事をされていて、なぜ転職しようと思ったんですか?

前職では、冠婚葬祭業の営業活動に従事していました。主な業務内容は結婚式や葬儀に関するサービスの提案・販売で、特に『互助会』というお葬式のための積立サービスの営業をメインに担当していました。具体的には、お客様のご自宅を訪問し、インターホンを鳴らして直接ご案内する営業手法を取っていました。
営業活動はチーム単位で行っていましたが、実際には個人営業の要素が強く、一人で結果を出すことが求められる環境でした。そのため、チームで協力しながら目標を達成する機会が少なく、どこか物足りなさを感じていました。
私は幼少期から野球を続けてきたこともあり、『チームで目標に向かって協力し合う環境』に強い魅力を感じています。そのため、個人営業中心の前職では自分の理想とする働き方にギャップを感じるようになり、チーム営業ができる環境を求めて転職を決意しました。

 

◆なぜリプライスへの入社を決意されたのですか?

私は、チーム全員で一つの目標を立て、それに向かって切磋琢磨しながら達成を目指す、そんな環境で働きたいと考えていました。チームとして戦略を練り、協力しながら成果を出していく。そのようなビジネスモデルや社風に魅力を感じ、リプライスへの入社を決意しました。
当時、他に4社の内定をいただいていました。どの企業も「チーム営業」を掲げていましたが、その実態には違いがありました。多くの企業では、個人ごとに目標が設定され、足りない数字をチーム内で補い合うスタイルが主流でした。チームリーダーが不足分をカバーする形が多く、実際には個々の数字を埋める作業が中心で、「チーム」としての一体感をあまり感じられませんでした。
一方、リプライスでは、目標は個人ではなく「チームの数字」として設定されます。その目標に対して、チーム全員で戦略を立て、行動を企画し、営業を進めていく点が非常に魅力的でした。まさに、自分が理想とする「チームで働く」環境がここにあると感じました。
また、選考の過程でも、他社とは大きな違いがありました。他社では結果重視の面接が多く、「どれくらいの数字を残したのか」「業界経験の中で、その成果はどう評価されるのか」といった、結果のみを見られている印象を受けました。しかし、リプライスでは、「プロセスの中で何を大切にしていたのか」「なぜその行動を取ろうと思ったのか」「働く意味や意義をどう考えているのか」といった、個人の考え方や価値観まで深くヒアリングされました。
結果だけでなく、一人ひとりの想いやプロセスに向き合う姿勢を持つ会社だからこそ、「チーム営業」を本当に大切にしているのだと感じました。そのときの印象は今でも強く残っています。

 前職の経験を強みに、新たな挑戦に挑む

◆業界未経験での入社ですが、入社してみて実際どうでしたか?

嘘だと思われるかもしれませんが、正直、チーム営業に関してギャップは感じませんでした。
ただ、入社当初は営業に対して自信を大きく失いました(笑)。
前職ではtoC営業が中心で、お客様と直接お会いし、何度も足を運びながら関係を築いていくスタイルでした。しかし、リプライスではtoB営業が主流であり、それまでの営業手法が通用しませんでした。そのため、自分の営業スタイルを大きく変える必要がありました。

 

◆どのように変えていかれたのですか?

まず、仲介業者様のタイプによってアプローチの仕方を変える必要があることを学びました。これまでの経験とは違い、電話でのやり取りが中心となるため、共通の話題をつくることはもちろん、声だけでコミュニケーションを取る工夫が求められました。例えば、相槌を意識的に入れたり、オーバーリアクションをしたりと、対面でのやり取り以上に細かい部分まで気を配るようにしました。
そして、最も大切だったのは、「自分が案件をどのように進めていきたいのか」という想いを素直に伝えることでした。案件への本気度やお客様への想いを言葉にしてしっかり伝えることで、距離が縮まり、信頼関係を築くことができました。
その結果、toB営業でも自分なりのスタイルを確立できるようになり、営業が楽しいと感じられるようになりました。

 本質を見抜くことで、精度の高い『仮説力』を磨く

◆リプライスの営業経験を通じて培ったスキルや、成長を実感した点は何ですか?

「情報収集力」「仮説力」が格段に成長したと感じています。
前職ではワンパターンな営業スタイルで、「押して、押して、押し切る」ことが基本でした。しかし、リプライスではこの手法がまったく通用しませんでした。お客様の想いだけでなく、仲介業者様の性格や考え方を踏まえたうえで商談を進めなければ、成約に至らないことを痛感しました。
競合が多く存在する中で、いかにリプライスを選んでもらうか。そのためには、多くの情報をもとに自分自身で商談の戦略を組み立てていく必要がありました。この点が、最も成長を実感している部分です。
また、仮説力を磨くには、まず「いかに情報を拾い上げるか」が重要だと考え、あらゆる角度からヒアリングを行いました。
具体的には、まず「リプライスで物件を仕入れるためにはどうすればよいか」という大枠のヒアリングからスタート。そのうえで、案件の緊急性や売却理由など、細かい部分まで丁寧に聞き取るようにしました。
こうして得た情報をもとに、売主様・仲介業者様・リプライスの三者が同じゴールを描けるよう、商談の流れを明確に仮説立てしました。そして、その仮説に基づいて行動に移し、提案のタイミングではしっかりと論理的な提案を行いました。
このプロセスを積み重ねることで、情報収集力が高まり、それを基にした仮説力、さらには提案力まで身についたと実感しています。

 これが、リプライスの『チーム営業』

◆チームでの営業活動や会社の雰囲気を実感したエピソードはありますか?

リプライスで「チーム営業」を強く実感したのは、後輩社員の育成を通じての経験です。後輩が入社した際、性格や雰囲気、目指す方向性を考慮しながら、どのように成長をサポートできるか試行錯誤しました。
例えば、少し強めのフィードバックをした際、後輩が“ムッ”とした表情を見せたことがありました。その様子から、「負けず嫌いで、言われたくないからこそ頑張れるタイプかもしれない」と気づきました。そこで、良い部分をさらに伸ばすことを意識し、「褒めて伸ばす」ことを徹底。もちろん、苦手な部分の克服も大切ですが、まずは得意なことを伸ばすことで物事をポジティブに捉え、苦手なことにも挑戦しやすくなると考えました。
フィードバックの際は伝え方にこだわり、「自分もこれができていないから、一緒に頑張ろう」と声をかけることで、チームとして成長できる雰囲気を意識しました。お互いに切磋琢磨しながら高め合い、喜びや悔しさを共有できる関係性こそが、リプライスの「チーム営業」だと感じています。
また、入社して驚いたのは、個人の裁量の大きさです。最初は「先輩の意見が正しい」と思い込んでいましたが、実際には「たつやはどう思う?」と意見を求められる場面が多くありました。自分の考えをしっかり聞いてもらえ、適宜フィードバックをもらえる環境があることで、日々新たな気づきや学びがあります。自分にはなかった視点を得られることで、成長を実感できる職場です。
チームの雰囲気も魅力的で、冗談を交えながらも話しやすく、一緒に成果を追いかけ、共に戦う文化が根付いています。チーム一丸となって目標に向かって努力できることに、やりがいと楽しさを感じています。

 

◆今後の目標や展望はありますか?

今後は、ディレクターやブロック長へと昇進し、現在福岡のみの九州ブロックをさらに大きくしていきたいと考えています。特に、人材育成に力を入れ、お互いに切磋琢磨し合い、何でも相談し合えるチームを育てていきたいです。自分の想いを伝え、それが後輩たちに伝染し、継承されていくような組織づくりを目指します。
将来的には、福岡だけでなく宮崎や熊本にも店舗を拡大し、「九州チームって切磋琢磨していて、まるでワンチームだよね」と誰からも言われるような、強い結束力のあるチームを築きたいです。
現在の福岡エリアは中途採用のメンバーで構成されていますが、新卒エリアのように熱量の高いエリアにしていきたいと考えています。一つの成功に涙し、一つの悔しさを共有できるような、恥ずかしさを感じることなく本気でぶつかり合えるチームをつくりたいです。中途だからといって遠慮するのではなく、新卒にも負けないくらい熱く、全員が一丸となって成長できる環境を目指していきます。