
- 2019年新卒入社(取材:2025年12月)
- 人事総務部 人事課 新卒採用責任者 岩澤 龍
- 趣味:野球観戦、漫画、美味しいご飯・酒と共に人と話すこと
- 好きな言葉:一瞬に生きる(ソフトバンクホークス小久保裕紀監督の言葉)
成果にも、人にも、本気で向き合える理由
◆岩澤さんが考える“リプライスらしさ”とは何ですか?
私が感じるリプライスらしさは、個人の成長と、チームで成果を出すことのバランスがとても良いことです。
就職活動をしていると、どうしても個人主義的な会社が多いなと感じていました。個人の成果はしっかり評価されるけれど、「会社として大きな何かを成し遂げよう」という空気は、正直あまり感じられなかったんです。
その中でリプライスは、個人のパフォーマンスを高めることと、チームで成長すること。その両方を本気で追いかけている会社だなと感じました。この感覚は、学生時代の部活動や学生団体での経験とも重なっています。
特に、入社して若手だった頃に強く印象に残っているのが、表彰式の空気感です。同期や仲間の成果を素直に喜べる一方で、「悔しい」「自分ももっと頑張らないと」と思える気持ちが、自然と同時に湧いてくる。チームで勝つのはもちろん嬉しい。でも、自分より高い成果を出している人がいれば、やっぱり悔しい。この感覚が両立しているのが、部活にすごく近いなと思っていました。
役職者になった今、あらためて感じるリプライスらしさもあります。それは、誰一人として“愚痴で終わらない”ことです。
何か嫌なことがあっても、「ただ辛かったね」「ここがダメだよね」で話が終わることはありません。
「じゃあ、自分たちならどう変えられる?」「自分は、どう関わればもっとチームが良くなる?」
部下の話題になったときでさえ、不平不満を並べるだけで終わるのではなく、自分の関わり方やフィードバックをどう改善すれば部下がもっと成長するか、そんな話に自然と進んでいきます。
世の中では、愚痴が前向きな結論にたどり着かず、働くことが楽しくなくなってしまう場面も多いと思います。その中でリプライスは、ふとした会話の場でさえ、最後は前向きに終わる。私は、そんな文化を「働いていて気持ちがいい」と感じています。

リプライスに入社して一番の財産
さらに、リプライスに入社して一番の財産になっているのが、「自分だったらどうするか」を考えることが当たり前になったことです。
もともと私は、どちらかというと分析的で、「これ、あまり良くないな」と分析的に物事を見てしまう批評家タイプでした。違和感には気づけても、自分がどう関わるかまで考え切れていなかったと思います。でも、リプライスでは「ここがダメだよね」で終わることはありません。「じゃあ龍は、どうするの?どうしたい?」そう問い返され続ける環境がありました。
もし、就活でよく名前が挙がるような大企業に入っていたら、会社の戦略は会社が考えるもの、自分は目の前の仕事をこなしていればいい。そんな働き方になっていたかもしれません。自分で考え、意思を持ち、行動する。その積み重ねが、「世の中に価値を残す側でありたい」という、今の自分の価値観につながっていると感じています。
受け取った価値を、次につなぐために
◆リプライスに入社する前から現在までの経験を通して、ずっと大切にしてきた価値観はありますか?
私がこれまでの経験を通して、ずっと大切にしてきた価値観は、「社会に価値を残したい」という想いです。少し大きな言葉に聞こえるかもしれませんが、これは仕事観というよりも、自分が生きている意味そのものに近い感覚だと思っています。
今、こうして働けていて、幸せだと感じられるのは、間違いなくこれまで関わってくれた多くの人の力があったからです。中でも、祖父母の存在は、自分の価値観をつくるうえでとても大きなものでした。小さい頃から、人を大切にする姿や、一つひとつの物事に真剣に向き合う姿勢を、すぐそばで見て育ってきました。祖母は、いつも周りの人の世話を自然と焼く人で、祖父は、何でもできて、専門性を高める努力を惜しまない人でした。
そんな二人の姿を見てきたからこそ、「もし自分が仕事を通じて何も価値を残せなかったら、もらってきたものを無駄にしてしまう気がする」という想いが、ずっと自分の中にあります。影響を与えてくれた人たちから受け取ったものを、今度は自分が使って、誰かや社会に返していきたい。感覚としては、恩返しに近いのかもしれません。私の中には、「たすきをつなぐ」というイメージがあります。これまでいろんな人から受け取ってきた、価値観や考え方、言葉や機会。それぞれが違う色や形のたすきで、今の自分は、それらをいくつも抱えながら走っている感覚です。だからこそ、次の誰かにきちんとつないでいかなければ、自分が生きている意味がなくなってしまう。それくらい真剣に、一つひとつの出会いに向き合っています。

目の前の仕事から、会社全体を見る仕事へ
◆人事としてのキャリアを通じて、価値観やスタンスにどんな変化がありましたか?
人事になって一番大きく変わったのは、会社全体を見る視点が強くなったことです。
営業時代は、どうしても個人やチームの成果が中心でした。一方で人事は、数字として分かりやすい実績が残りにくい仕事です。だからこそ、「何のためにやっているのか」を常に考えるようになりました。採用や研修は目的ではなく手段。すべては、会社が成長するためにつながっているか。自分が取り組んでいる施策が、本当に会社の未来に意味を持つのかを考えるようになり、自然と視座が引き上がっていった感覚があります。
そんな中で、自分のスタンスが変わった転機がありました。それが、3年目で新卒採用の責任者を任された経験です。自分が主導で進めるプロジェクトが一気に増え、「これは自分の責任でやり切る仕事だ」とはっきり分かる役割を任されるようになりました。目の前の対応ではなく、プロジェクト全体でどう効果を出すか。手法ではなく、目的から考える。人事の先輩や経営層からのフィードバックを受けながら、人事としてのスタンスが形づくられていきました。
正直、不安はありました。それでも、自分に任せてもらえたことは、期待を込めた抜擢だったと感じています。「任されたからにはやり切る」。その責任感が、自分を一段引き上げてくれました。大変な場面に直面するたびに、「どうありたいか」「どう成長したいか」を考える。目の前の機会を、成長のチャンスとして捉えるようになったこと。それが、人事としてのキャリアを通じて得た、一番大きな変化だと思っています。
「素直さ」と「自分なりの考え」を持てる人
◆リプライスで活躍している人の特徴はありますか?また、どんな人に入社してほしいと思いますか?
リプライスで活躍している人に共通しているのは、「素直さ」と「素直じゃなさ」のバランスだと思っています。
リプライスは、フィードバックがとても多い環境です。人の良いところを見つけて学ぶことを歓迎しますし、「徹底的にパクって、進化させる(TTPS)」文化も根付いています。だからこそ、フィードバックを素直に受け取れることは大前提。それができないと、この環境を活かしきれないと思います。一方で、素直なだけでは面白くないとも感じています。言われたことをそのままやるだけだと、どうしても上司のコピーになってしまう。「本当にこの進め方がいいのか」「自分なりにこうした方がいいんじゃないか」と考えられる人でないと、活躍し続けるのは難しいと思います。
リプライスでいう「素直さ」は、自分の成長や、描いているビジョンに対して素直であること。
成果や目的から目をそらさず、自分自身に正直に向き合える人だと思っています。
個人的に、ぜひ一緒に働きたいと思うのは、自分なりの“持論”を持っている人です。人生の生き方でも、仕事への考え方でも、テーマは何でもいい。学生時代から、自分なりに考えてきたことがある人と一緒に働きたいと思っています。誰かの言葉を借りて話すのではなく、自分の言葉で、自分の意見を持っている人。そういう人と話していると、新しい発見があって楽しいですし、「一緒に働きたいな」と素直に感じます。
自分なりの考えを持ち、周囲から学びながら、影響を与える側に成長していける人。そんな人と一緒に、リプライスという組織を、もっと面白くしていけたら嬉しいですね。

どんなキャリアにも活きる、事業運営の視点
◆リプライスで身に付くスキルや成長機会にはどんなものがありますか?
リプライスで身に付く力として、一番大きいのは「事業運営力」だと思っています。
人事の仕事であっても、採用をどう設計し、どう運営し、どう改善していくか。それ自体が、まさに事業運営だと感じています。リプライスは一気通貫で事業を動かしているからこそ、「目の前の販売がうまくいけばいい」「仕入れやリフォームだけが回ればいい」という考え方にはなりません。常に考えるのは、事業全体として、今なにを優先すべきか。会社が成長するために、どこにどんな課題があり、どんな打ち手を取るべきなのか。一つの視点ではなく、複数の視点から課題を捉え、解決策を考え続ける経験が積み重なっていきます。
特徴的なのは、こうした視点を 1年目から持てる環境があることです。通常であれば、事業部長やマネージャーなど、ある程度の役職にならなければ経験できない視点を、リプライスでは早い段階から任せてもらえる。1〜2年かけて事業全体を見る。組織全体を、多角的に捉える。この経験ができるのは、分業が進んでいる今の時代では、決して当たり前ではありません。だからこそ、事業運営力はどのポジションに進んでも、必ず求められる力だと思っています。
就職活動のとき、私は無形商材の営業やIT人材コンサルなど、「他社を支援する仕事」にも興味を持っていました。ただ、今振り返ると、自分で事業を運営した経験があるかどうかで、支援の質は大きく変わると感じています。実際に自分の手で、最初から最後まで課題解決に向き合ったことがある人と、そうでない人とでは、物事の見え方や提案の精度がまったく違う。
リプライスで、事業の視点を持ちながら課題解決をしてきた経験は、どんなキャリアを選んだとしても、間違いなく 人生の財産になると思っています。

住宅業界の「新しい当たり前」をつくりたい
◆今後、どんな組織・人事を創っていきたいですか?
会社として目指したいのは、住宅業界の常識そのものを変えられる組織です。
まだまだ、個人のパフォーマンスを最大化できる余地は大きいと感じています。採用の場で「この人はすごくポテンシャルがある」と感じた人が、その力を十分に発揮しきれていないケースも、正直少なくありません。一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、それが組織としての相乗効果につながっていく。そんな状態をつくれれば、新築が当たり前とされてきた住宅業界の常識を塗り替えるほどの成果を出せると、本気で思っています。個人が成長し、その集合体として組織が強くなっていく。その強さをもって、業界の「当たり前」を変えていきたいです。
個人的には、ロールモデルとなるような組織をつくりたいという想いもあります。リクルートやDeNA、メルカリのように、「この会社の組織運営や人事制度を参考にしたい」と自然に名前が挙がる存在。リプライスも、「組織づくりなら、あの会社を見ればいいよね」と言ってもらえるような存在になれたら嬉しいです。
住宅業界では、成果を個人で追う“個人主義”的な組織が、これまで当たり前とされてきました。個人主義そのものが悪いとは思っていません。ただ、取引先や協力会社、下請けの方々など、関係者を大切にする会社が、きちんと成長していく。そんな姿が当たり前になる業界にしたい。「いいコミュニケーションを取っている会社だね」そう言われること自体が価値になる。個人主義ではない、新しい組織のあり方を、業界の常識にしていきたいです。
そして何より、働いている一人ひとりが「幸せだな」と感じられる組織でありたい。短期的にお金を稼げたから幸せ、目の前の誰かに喜んでもらえたから幸せ、それだけではなくて、一年を振り返ったときに、「自分は成長している」「いい仲間と働けている」「これだけ多くの人に価値を提供できた」そう実感できる状態。社員一人ひとりが、長い人生を振り返ったときに、「リプライスで働いてよかった」と思えること。その実感を、もっと多くの人に、もっと早く、もっと強く感じてもらいたいと思っています。入社1年目から、「自分はちゃんとビジョンに近づいている」そう実感できる組織を、これからも、より高いレベルでつくっていきたいですね。

就職活動は、人として成長するのプロセスでもある
◆就活生へメッセージお願いします!
就職活動は「入社先を選ぶもの」であることは間違いありません。一方で、就職活動はそれ自体が「人として成長するプロセス」でもあると思っています。
面接や面談を通じて自己理解が深まり、企業分析やOB訪問を通じて社会理解やキャリア理解が深まる。そうした積み重ねが、これからの人生を自分で選び取る力になっていきます。
就職活動に集中するほど、時には「内定を取ること」や「就活を終えること」が目的化してしまったり、存在しない“完璧な選択肢”を探してしまったりすることもあると思います。
そんなときこそ一度立ち止まって、「どんな人生を生きたいか」「自分が幸せでいるために必要な条件は何か」「何を大切にして働きたいか」を思い返してみてください。
就職活動は、人生をより良くするための手段です。みなさんの就職活動が、納得のいく意思決定につながり、より良い人生の一歩になることを心から願っています。