
プロフィール
■野嶽真希さん/井手文恵さん
お二人は2019年にリプライスへ中途入社し、現在はトランザクションサポート課(TS課)のリーダーとして活躍しています。異業種からの転職を経てTS課で経験を重ねてきたお二人に、前職でのご経験や転職のきっかけ、そしてリプライスを選んだ理由について伺いました。
※写真はTS課社員一同です。
接客業から事務職へ。経済基盤が安定している会社で長く働きたい
◆これまでのご経歴と、転職を考えたきっかけ・リプライスに入社を決めた理由を教えてください!
井手さん:前職はIT系の会社で、営業アシスタントをしていました。SEO対策や顔認証事業を扱う会社で、営業の商談資料作成、交通手段の手配、営業実績の管理などを担当していました。これまでの経歴としては、美容師を経験した後、ブライダル業界で衣装の着付けを担当し、その後IT企業へ転職してリプライスに入社しています。
転職のきっかけは、前職の会社が傾いてしまい、早期退職を促されるような状況になったことです。同じような経験が何度か続いたことで、「このままだと長く働くのは難しいかもしれない」と感じました。次に仕事を探すときは、まず「経理財務系の職種」であることを第一条件にしていました。会社が厳しくなったときでも最後まで必要とされる人材でいたいと思い、経理財務のように“いないと会社が回らない職種”を選びたいと考えていました。加えて上場企業であることや、年収が下がらないことも重視していました。
野嶽さん:前職はひとことで言うと、「事務職の面も営業職の面もある、何でもやるポジション」でした。英会話スクールで働いていて、お客様対応を中心に、事務作業や広告関連の業務なども担当していました。当時は20代で、大学も英語系の専攻だったこともあり、「英語を活かせる仕事がしたい」という気持ちで3年ほど続けていました。当時の仕事のやりがいは、新規顧客や継続顧客の契約を取れた瞬間にアドレナリンが出るような感覚があることです(笑)。その一方で、結果によって気持ちが大きく揺れることも多く、一喜一憂の振れ幅が大きい仕事でもありました。
転職を考えたきっかけは、勤務時間が不規則だったことです。12時から夜の21時までの勤務が続いていたので、将来のことを考えた時に「この働き方を長く続けるのは難しいな」と感じるようになりました。そのため転職活動では、土日休みで夕方に終わるような一般的な働き方ができる仕事を探していました。あわせて不動産業界に興味があったのも大きいです。もともと家を見るのが好きで、チラシや賃貸サイトを見ることもよくあったので、「できれば興味のある業界で働きたい」と思っていました。
メンバー全員で働きやすい環境を創る
◆トランザクションサポート課(TS課)ってどのような部署ですか?
トランザクションサポート課は、今期の部署編成でこれまで分かれていた2つの課(財務課・推進課)が統合して生まれた部署で、ざっくり言うと「不動産契約〜決済までの取引全体を支える部署」です。
“トランザクション”は取引という意味で、経理・財務領域でも使われる言葉なのですが、私たちとしては「契約から決済までに特化した課にしたい」という意志を込めてこの名称にしました。いわゆる「営業事務」と思われることもありますが、何でも屋のようにサポートするということではなく、契約や決済という重要な業務に対して段取り・準備・処理を専門的に担うのが特徴です。営業が本来の業務に集中できるよう、取引の後工程をしっかり支えるバックサポートのポジションですね。
◆実際の業務内容を教えてください!
日々の業務としては、各営業支店から契約書が届いたところからスタートして、「契約書の押印・発送・保管」「精算書の作成、社内システムへの情報入力」「決済送金、決済書類の準備」「銀行業務(預金・支払いなど)」「電話対応」といった一連の流れを担当しています。営業から依頼が来て動く業務も多いのですが、基本的には「社内システムにて契約や決済の確定通知が来てから一気に動き出す」イメージです。

より働きやすくするために
また、業務改善にもかなり力を入れていて、メンバー全員が「もっと簡単にできないか」「営業が困っていそうなところを減らせないか」というアンテナを常に持っています。具体的には、書類の統一・フォーマット整備など、現場発信で改善が進んでいます。
印象的だった改善例のひとつが、決済書類に関わるやり取りの進め方を見直したことです。以前は、決済に関わる確認や依頼が発生するたびに、案件ごとに営業を介して司法書士へ連絡を取っていたため、やり取りの回数が多く、確認待ちで作業が止まってしまう場面もありました。そこで連携フローを整理し、「このタイミングではこの情報を共有する」「ここまで揃ったら次に進める」といった流れを明確にしたことで、営業の返答を待たなくても、こちらで先に準備を進められる範囲が増えました。結果として、連絡や確認にかかる手間が減り、業務全体のスピードアップにつながりました。
頑張りがちゃんと見える仕組みへ
◆チーム体制やチームの雰囲気について教えてください!
体制としては、社員とパートを合わせて12名ほどのチームです。チーム全体に共通しているのは、一人ひとりが責任感を持ち、複数の業務を同時に進める(マルチタスク)ことに慣れているところです。困っている人がいると「私がやります」と自然に声が上がるような、助け合いの文化があります。雰囲気も柔らかく、仕事中にちょっと笑いが起きたり、面白いことを共有できたりと、張り詰めすぎない空気感があります。
また、経理部内では「経理部アワード」という部内での表彰式を行うこともあります。全社表彰ほど大きなものではありませんが、日々の頑張りをきちんと見つけて、スポットを当てていきたいという思いから始まりました。特にパートさんは表彰される機会が少ないので、そういった意味でも「頑張りがちゃんと見える仕組み」になっています。

◆入社してから“安心できる”“働きやすい”と感じた文化や仕組みはありますか?
井手さん:前職で会社が傾いた経験があるので、今は会社の財務状況を把握できること自体が大きな安心感につながっています。「急に辞めてください」と言われるような状況は二度と経験したくなくて、自分でも会社の状態を見ながら働けるのは、精神的に全然違うと感じます。またカルチャー面で驚いたのは、役職名ではなく“さん付け”で呼び合う文化です。いい意味でフランクで、最初はカルチャーショックでした(笑)。でもその分、相談のしやすさは本当にあって、ちょっとした悩みでも意外とみんな聞いてくれます。前職では「忙しそうだからやめておこう」と抱え込むことが多かったので、その違いは大きいですね。
野嶽さん:前職と比べて一番の違いは、職場の環境が静かで落ち着いていることです。前職はお客様対応で常にバタバタしていましたが、今は集中して仕事ができて、落ち着いて業務に取り組めるのは働きやすいと感じています。仕事内容の面でも、これまで“がっつり事務”の経験がなかったので、地道に正確に進めていく仕事が新鮮でした。前職は英語中心だったのが、今は契約書など文字量の多い書類を扱うので、そこは最初ギャップもありましたが、慣れてくると「自分なりにうまくできた」と実感できる場面が増えてきました。
急な休みでもフォロー体制が整っている
◆急な休みが必要な時(子どもの体調不良など)はどう対応していますか?
野嶽さん:どうしようもない時は、無理せずしっかり休める体制になっています。急な休みが必要になった場合も、最低限の引き継ぎだけ共有すれば、あとはチームでカバーできるようにしています。そもそも、特定の人に案件が集中しすぎないように業務を割り振っていて、大きな案件もメンバー全員で平等に対応できる体制です。そのため、休むときに「大量の案件を抱えたまま引き継がなきゃいけない」という状態になりにくく、急な休みでも対応しやすいと思います。
産育休を取得した当時は、後任がすぐに決まっていなかったこともあり、まずは派遣の方に入ってもらって現場を回しつつ、並行して採用を進める形で体制を整えていました。現在は課の人数も増えているため、当時よりさらにフォローし合える体制が整い、休職・復職に対してもより安心して進められる環境になっています。復職後は、休んでいた間に情報やフローが更新されていて、慣れるまでに少し時間がかかることもありますが、マニュアルがしっかり更新されているので、それを確認しながらキャッチアップできるのも安心材料です。
変化や進化を推進する社風が「理想」を「現実」にする
◆入社後に身に付いたスキルにはどんなものがありますか?
井手さん:「できるかできないかは置いておいて、まず理想から考える」視点が身についたと思います。課のMTGなどで先輩後輩関係なく、「理想」を「現実」にしていくための発言やアイディア出しができる環境があり、結構フランクに思いつきでも発散できる場なので、自然とそう考えられるようになりました。また、フロー変更や業務改善は自分たちの課だけで完結することが少ないので、基本的にはどの課にとっても最善の方法を模索するようになりました。結果、業務の全体像を把握することに繋がり、連携や意思疎通がしやすくなったおかげで業務の引き渡しもうまく回っていっている気がしています。
野嶽さん:業務改善への意識と、優先順位を入れ替えながら臨機応変に進めていく力が自然と身についたと思います。どんどん変化や進化を推進している社内風土や課内環境のおかげで、ふと思いついた改善の糸口をすぐに課内で共有できる空気感がありますし、他部署と連携して施策を進めることへのハードルも高くないと感じています。また日々の業務では、決まった時間までに対応することや、その日中・週次で対応することなど、予定を組み変えながら進める必要があるため、タスク管理力も鍛えられました。さらに社内外の方とのやりとりでも、質問返しが発生したり長々と続いてしまわないように、次の質問まで想定して返答することを心掛けるようになりました。

無理なく続けられる働き方を、チームでつくる
◆今後の展望を教えてください!
井手さん:今後の私の目標・合言葉は「適材適所」です。従業員数も売上も伸びていく中で、「TS課はどんな課なのか」を明確にした今、これまでと同じように多岐にわたる業務をただこなすのではなく、今後の業績成長のためにも、各課がどんな役割を任されているのかを改めて整理していきたいと思っています。その上で、間接部署の業務を精査し、それぞれの課が担うべき業務へ平準化させ、各課がスペシャリストとして仕事ができる状態を目指していきたいです。TS課としても業務のスクラップ&ビルドを進め、今よりもさらに業務をスマート化しながら、少数精鋭で「契約・決済」のスペシャリストを目指していきたいと思います。
野嶽さん:TS課としては、業務の性質上、営業部の各担当者の動き次第で突然スタートする業務が多いため、「営業部へ確認しなければ進められない」業務を極限まで減らしていきたいです。待機中の業務が点在しない状態をつくり、各業務処理フローやルールのシンプル化を追求することで、双方にとって分かりやすく、スマートでスムーズに運営できる状態を目標にしています。直近でも、業務ごとのルールを見直して大きく改変しようと動き出しています!個人としては、現在時短勤務で家庭との両立が不可欠ということもあり、ワークライフバランスの重要性を改めて感じています。疲労感やモチベーションのアップダウンが蓄積すると仕事にも影響が出たり、体調を崩してしまうこともあるので、勤務中もプライベートでも全員が元気でいられる課を引き続き目指していきたいです。そのために、属人化しやすい業務の見直しや、忙しさが偏らない業務の割り振り、個々の役割とのバランスも確認しながら、ベストな形を追求し続けていきます。
