明確にやりたいことがなく焦っていましたが、自分が何をしたいか考えたとき、素直に「仕事を楽しみたいな」と思いました。
思い返してみると、僕は昔から楽しいと思ったことは自然と努力できていたんです。大学4年間はアイスホッケー部でしたが、練習するほど上達する楽しさに惹かれて毎日自主練をしていましたね。また、親が数学教師だったこともあり、数字を扱う楽しさを幼少から教えてもらってきたので、大学でも数学科を選びました。やっぱり、楽しいことは積極的に学び続けることができると思いますし、そうして身についた自分の得意分野を活かすことができたら1番良いなと思っていました。また、昔から誰かの役に立ちたい想いがあったので、自分が周囲に良い影響を与えたのが感じられる規模の会社で働きたいと考えていましたね。
私は営業職ではなく、物件を仕入れる専門職のような「分析課」の採用ルートだったのですが、「価格を決めたりするのが主な仕事内容で、数字を扱う機会が多い」と聞き、昔から数字が好きな身としては、非常に興味が沸きましたね。また、選考を進めていく中で、分析課はメイン業務である仕入れの値付け以外にも、現場からの相談内容や、自分で気づいたことを形にする仕事が多いと聞いてワクワクしました。実際どのようなことをしているか具体的に聞いていく中で、「自分の力で会社をより良く変えていける」働き方ができるイメージが沸いて、入社を決めましたね。何より、数字を扱うので楽しめそうでした!
入社当初は物件の値付けが多かったですが、最近はチーム運営のコンサル的な業務がかなり増えてきましたね。例えば、目標数値から逆算して日々の具体的な動きまでの設計だったり、仕入れるマーケットをどこにするのがいいか過去事例を分析したりしています。他にも、営業メンバーに値付けの講義を行ったり、ネット上の不動産情報を自動解析するシステムを開発したりもしましたね。
全部です。どんな業務であっても、自分なりの楽しさを見出そうとしています。例えば、単純作業をするにしても、「もっと効率よくできる方法」を見つけてマニュアル化したりして楽しんでいますね。中でも特に楽しいのは、物件をいくらで仕入れるか決める「値付け」です。値付けには複雑な要素が絡んできますが、経験を重ねるとパターン化されてきて「はいはいなるほどね!」と掴めてきます。しかし、「え、こんな要素もあるの?」と4年目になった今でもまだまだ知らないパターンが出てくるので、ワクワクします!他にも、東京オリンピックの影響で地価が上昇して、過去事例が全くあてにならないこともあります。そうしたときに、精度が高い仮説を立てるためにどう材料を集めるかが問われるのも楽しいですね!
値段を決めるのはお客様という意識です。「実際に、その土地と物件に出向いたお客様がどう思うか」を考えていないときにミスが起きると思います。値付けに数学の公式みたいなものがあると楽なのですが、お客様は「人間」なのでそれぞれの感性や金銭感覚は異なり、そんな簡単なものではありません。そういう難しさもやりがいの一つです。また、分析課も定期的に現場同行する機会がありますが、物凄くタメになりますね!地図や写真だけでは分からない街の雰囲気などが感じられると値付けにも影響します。そうした現場情報を営業メンバーがいつも細かに拾ってきてくれるので本当に助かっています。
「教えすぎない」ことを大切にしています。理由としては、失敗してほしいからですね。失敗して、悩んで考えた方が本人の中に残ると思うんですよ。後から僕も全部チェックするので、そこで出てくるズレをFBしていますね。また、分析課は人によって値付けの方法が違うので、お互いにFBし合っています。あえて統一しないことで、より幅を持って仮説検証ができるんですよね。なので、後輩にはそれぞれの値付け作業を後ろから観察してもらって、良いところを取り入れるOJTを実施したりもしています。
1年目は自分の仕事で手一杯でしたが、最近は色々任せてもらったり、「これどうなんですかね?」って相談が来たりと頼ってもらえる機会が増えてきて嬉しいんです。こうした誰かの役に立っている実感があるとやりがいを感じるので、自分が好きな分野である「値付け」のプロフェッショナルになって、全国どこでも対応できるような存在として周囲に貢献したいです!
自分が言うのもなんですが、「若い頃はどんどん失敗していこう!」と伝えたいです。失敗は怖いって人もいると思いますが、個人的には通るべき大切な道だと思っています。それに、失敗から学んで個人として成長すれば、お客様にも会社にも還元できますよね。取り返しがつかないような事態にはならないようにするのが先輩の役目だと思っているので、全力でカバーします!僕も1年目は何度も失敗しましたが、そのたび周囲の先輩方が助けてくれたので今があります。リプライスは失敗を恐れずに色々試していける環境だと思うので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?一緒に働けることを楽しみにしています!