最高のパフォーマンスを発揮しつづける。
- 2012年新卒入社(取材:2023年5月)
- 趣味:美味しいコーヒー屋さん探し、本屋さん徘徊
- 座右の銘:若い時は二度は無い(今のうちに沢山経験したい)
自分の力で“ビジネスを考える力”を身に着けたい。
■どんな学生時代を過ごしていましたか?
「途上国や日本の子どもたちの為に何か出来ないか?」と様々なボランティア活動を行っていました。きっかけは、高校1年生の春、メキシコに住んでいる姉を訪ねて海外に行った時に「ストリートチルドレン」の存在を目の当たりにしたことでした。行っていたボランティアとしては、ラオスに小学校を建てる為のイベント運営や募金活動、カンボジアでの小学校建設、ルワンダのストリートチルドレンの工房を見学し、そこで作られた商品を日本で販売するフェアトレードの活動をしていました!また、日本の子ども達に向けても、世界の現状を知ってもらうため、貿易ゲームの授業を行っていましたね。途上国・先進国関係なく子どもたちが可能性を信じて生活できる未来にしたいという気持ちでとにかく色んな事を経験していました。
■そこから就活はどんな軸でしていましたか?
当時は特に「ビジネスで社会問題を解決できるようになりたい!」という想いが強かったと思います。ボランティアを色々と経験をする中で、良かれと思ってやった行動で現地の人からお叱りを受けるという経験もあり、一方的な押し付けになってしまっているのではないか?と感じることがありました。その行動が本当に良いことなのか、悪いことなのかわからない。また、良い活動でも担い手がいなくなり継続できなくなったら、それ以上の活動をすることが出来なくなってしまう。一度始めた活動を持続させるためには収益化は必要で、そのためにも無償ベースではなくビジネスで社会貢献が出来る方法を考えて行きたいと思うようになりました。就職をするのか、NPOに所属するのか、大学院に進むのか(途上国の経済について学ぶ開発経済学を深めるため)を悩んでいましたが、やっぱり、『自分が何かをやりたいと思った時に、それを実現できるくらいの“力”を付けたい』と思い、ベンチャー企業を中心に企業選びをしていきました!
■そんな中、なぜリプライスに入社されたのですか?
『本気で事業を創っていく』という経験にコミットしてみたいと思ったからです。私が就活している当初、リプライスは30名規模の小さな会社だったのですが、働いている人達が皆仕事に向かう姿勢が本気で。“この人たち、本気で会社を大きくして行こうと思っているんだな”という気迫を感じました。皆1人1人が会社を大きくしていくためにアイディアをいっぱい持っていて「こういうことをやっていったほうがいいんじゃないか」と意見交換をしていく。皆で組織を創り上げ、物事を進めていく感覚で「ここなら自分の力も活かせる可能性があるし、一緒に会社を大きくしていけるのではないか。本気でビジネスを学んでいけるのではないか」と感じたのが決め手ですね!
20代で“圧倒的に濃い時間”を、仲間とともに。
■入社後のGAPはありましたか?
しっかりとしたビジネスモデルはあるものの、いい意味で何も無い。(笑)自分たちが創っていかねば!と思いました。もともと自分の入社時(2012年頃)は、まだ小さい規模だったのもあり今と比較して仕事をするうえでの基盤がほとんどありませんでした。なので、逆に自分としては「自分たちがここから創っていく」という使命感はありましたね。また、良いGAPでいくと「尊敬できる人がたくさんいる」という部分は強かったです。就活時に感じていた通り、皆が仕事に責任を持っていて、全て自分事として考えられる人が多いなと感じました。皆さん言動に責任を持ちながら働いているんですよね。そこがかっこいいなと思いましたし、「自分たちが創って行くんだ!」と同期で一致団結できたことはリプライスの仕事にのめりこむきっかけにもなりました。
■入社後の経験を教えてください!
最初は、愛知エリアから始まり、とにかく自分で数をこなし経験値を上げていく時間だったと思います。基盤がまだ整っていない中で、1人1人かなり大きな裁量を任せてもらっていたこともあり、ものすごく大変ではありましたが、高い目標に向かうことがとても楽しかったですね。そこから2年目で横浜支店の新規出店(現東京支店の最初の基盤となった支店)に携わり、3年目は東京に支店を構え、マネジメントを経験しました。新規出店での基盤づくりは、競合が多い市場の中でリプライスの認知を広げる事が大きなミッションで、最初は何が正解かわからない部分もありましたが、その後に繋がる“種まき”の時代でもあったと思います。そこから3年目は初めて後輩を持ち、「自分にできることは限界がある」「それぞれの良さをどう活かすか」など自分以外の視点を用いながらチーム運営をしていく感覚がとても楽しくて充実していました。
(↑岡山支店立ち上げ当時の写真)
■4年目以降のキャリアもぜひ教えてください!
4年目は、ミャンマーに行きました!もともと海外で何か成し遂げたいという想いがあり、それを創業社長に伝えたところ機会をもらって、海外出店の視察を任せて頂きました。しかし、いきなりミャンマーの市場に挑戦するのはハードルが高かったですね。その後、海外には拠点は構えなかったですが、まずは国内からということで、沖縄支店の立ち上げを行い、新しい市場で改めて自分のできる幅を広げていきました。事務所選びから一緒に働く仲間集めなど最初のスタートから担い、正直かなり大変でした。(笑)しかし、自分にできる事は何か?と考えながら動き続けた結果、沖縄の多くの不動産屋さんから応援してもらえるようになり、沖縄で事業を回せるようになった事は自分にとっても大きな経験となりました。そこから沖縄と東京のブロック長を経験し、6年目から岡山の新規出店を経験していきました。
■入社後かなり濃い経験をされていると思いますが、なぜそんなにがむしゃらに走ってこれたのですか?
何かをやろうとしたときに、「一緒に走ってくれる仲間がいる」ことが一番ですね。人を巻き込むハードルも低いですし、しんどくなった時に横を見れば頑張っている仲間がいる。正解かわからないものもあるけど、やりきることで見えてくることもたくさんあって、まさに仲間と「協創」しながら「自立自走」していく感覚が面白いです。
自分らしく、そして、常に「創り手」の意識で。
■愛子さんが仕事をするときに大事にしていることはなんですか?
「楽しく働くこと」「無理をしないこと」「素の自分で居られること」ですね。入社5年目くらいまでは、とにかくがむしゃらに!どんなことでもやりきるんだ!という気持ちで働いてきました。20代でどれだけ自分の力を伸ばせるかが勝負だ!って気持ちで走り続けていました。(笑) しかし、無理は長くは続かないし、人それぞれ想いも強みも違う。経験を重ねるにつれて、一緒に働く仲間が、素で頑張れて、自分の力を出しきれる事が1番だと思うようになりました。それぞれが、自分らしく自分の力を出しきって楽しく働けて、そしてどんなことも前向きに 捉えて、いい意味で自分のペースを保ちながら頑張る事が重要だなと感じています。
■7年目以降、産休や育休も経験されて改めて制度を使ってみて感じた“リプライスの良さ”などありますか?
制度自体も皆の声から生まれる制度が多く、「自分たちがこうだったら良いのに!」を形にしてきているから、私にとってはすごく働きやすいと感じています。今後も、どんどん変わっていくだろうし、不自由を感じるのであれば声を上げて自分達で形にして行けばよいんだと思っています。一人目の育休から復帰したときは、フルタイムで営業職として戻りました。今は、二人の育児をしながら在宅パートという形で復帰しています。学生の時に思い描いていた「子どもたちが可能性を信じて生活できる未来にしたい」という想いにも挑戦するため、リプライスの仕事もしながら、ライフワークとして同時にチャレンジできているところも充実していると感じる部分ですね。
■最後に就活生に向けてのメッセージをお願いします!
リプライスは頑張れば頑張る程皆が応援してくれて、称賛してくれる組織文化があると思っています。みんなが頑張っているから自分も負けてられないな!と切磋琢磨していける環境もあります。しかし、まだまだ発展途上にもあり、必ずしも整った環境ではないとも思っています。「自分たちがよりよい組織や文化を創って行くんだ。その中で成長していきたいんだ。」という気持ちを大事に、一緒に自分も組織も成長させていける仲間と働けることを楽しみにしています!