自分の成長を通して、組織を動かせる人間になりたい
- 2020年新卒入社(取材:2023年6月)
- 趣味:サウナ、キャンプ、スポーツ全般、散歩
- 座右の銘:神は細部に宿る(成功か失敗を分けるのは細かいことへの拘り!)
チームをマネジメントしていくことの難しさと面白さ感じた学生時代
■どんな学生時代を過ごしていましたか?
学生時代は準硬式野球部の副主将として部活動に力を注いでいました。私が所属していた準硬式野球部は監督がおらず、学生が運営していくスタイルの部活です。チームとしては日本一になるくらい強いチームだったのですが、100名近くの部員が在籍しておりメンバーのモチベーションは意外とバラバラで。日本一を本気で目指してるメンバーもいる中で、ただ野球を楽しみたいだけというメンバーも実は結構いる。そんな前提の違う人たちを「チームとしてをどう一つにまとめていくのか?」という答えのないものにとことん向き合っていました。大きな課題にぶつかる中でチームの声を吸い上げる難しさを感じる一方で、課題にもぶつかりながらチームが変わっていく面白さややりがいも実感していました。
■学生時代からマネジメントの難しさと面白さを感じられていたのですね。そんな長原さんはどんな就活をしていたのでしょうか?
3回生の夏ごろまでは部活に熱中していました。部活のOBも多かったのでOB訪問のような形で色々と話は聞いていましたが、就職活動自体を始めたのは3回生の秋ごろでした。最初は漠然と総合商社に入りたい!というところからスタートしましたが、総合商社はなかなか狭き門だなと気付き、専門商社・メーカー・飲料業界等を見ていしました。しかし、いわゆる大手と言われるところにはどうしてもあまり興味が持てなかったんですよね。きっとそれは、大手の説明会や選考を受ける中で、組織が大きければ大きいほど「簡単には変えられないことが多い世界」だと思ったからだと思います。私自身の部活での経験からも、「こっちの方が良いよね」と思ったらそれを素直に発信して、みなで意見を言い合うほうことでやりがいや楽しさを感じてきました。そういう意味で、ベンチャー企業のほうが慣習に囚われずに意見を発信し、皆が良いと思っていることを形にできるのでは?と思い、ベンチャー就活にシフトチェンジしました。
人、それから自分と向き合う
■リプライスとの出会いや当時の印象も教えてください。
リプライスとは「ジョブトライアウト」というイベントで出会いました。人事の方の人柄が面白く、やけに人が集まっているな~というのが第一印象でしたが、この時点でぶっちゃけ全然興味はありませんでした。(笑)
その後、面談のオファーを貰ったので、とりあえず聞いてみようと面談に進みました。面談は正直すごくびっくりしました。『なんだこのヒアリングは?これは何なんだ…?』って感じで。大手の面接では「決められた話をする!」というのが面接だと思っていたのですが、リプライスの面談は幼少期からの経験を本当に細かくヒアリングされました。(笑)これは絶対に嘘は付けないなと感じました。正直、他の企業さんの「考えてきた事をただ答えるだけの面接」に違和感を感じていて、自分は本当に頑張って来たのにもったいないな、という気持ちがありました。だからこそ、リプライスの面談を潜り抜けてきた同期には絶対に悪い奴はいない!と確信が持てましたね。この時点で、リプライスの人に対する信頼感は上がりました。
■リプライスの入社の決め手は何だったのでしょうか?
決め手は野球部の経験から『マネジメントの経験を積みたい』『チームとして成功できる人間になりたい』という想いがあり、リプライスなら出来そうだ!とリアルに感じられたことですね。他の会社もどこもマネジメント経験が積めると言っていましたが、リプライスの人たちは自分のカラーを持ったマネジメントをしていると感じました。当時の部長、ブロック長、ディレクター7名からそれぞれマネジメントに関するお話を聞けたのも大きかったです。
それでも未だ迷いはあったのですが、転職本とかも読んでみて、結局リプライスにしよう!と思いました。転職本には、「成長業界で、人が重要で、人を見抜くためには面談が良い…」云々書いてありましたが、大体全部リプライスには当てはまっていました。もし将来転職することになったとしてもやっぱりこの会社がいいなと思ったので、リプライスに決めました。
■実際に入ってみてのギャップはありましたか?
実は入社後、実際にチーム配属されて以降結構なギャップを感じました。ベンチャー企業ってもっと「何もない」と思い込んでいたんですよね。配属された西東京エリアは特に開拓エリアの位置づけだったこともあり、“全部自分で決めて動いていく”くらいのイメージでした。しかし(今思うと当たり前ですが)業務フローやルールはあり、上司への報連相やすり合わせもしなければならい。気が付くと与えられた業務をこなすだけになっていました。「自分はもっとできるはずだ!」という思いから、上司からのFBも素直に受け取れず、失敗し、意見を求められても「こうしていきましょう!」という良い意見も考えつかない。そんな良くないサイクルだったと思います。せっかく、より良くしていくために意見をどんどん出し、みんなで形にしていきたいと思ってリプライスに入社したのに、このままではダメだな…という気持ちでしたね。
■そこからどう変化したのでしょうか。
会社や自分自身へのギャップに悩んでいるときに、上司が飲みに誘ってくれたり、斜めの関係で違うエリアの先輩が声をかけてくれて、「お前の失敗は普通や!」って言ってくれて色々と話を聞いてくれたんですよね。話を聞いてもらううちに、先輩たちも上手く営業ができずに壁にぶつかっていた時期があった事を知り、「入社時期が違うだけで、この人たちよりすごいことをしてやろう!」って気持ちが沸いてきたんです。しんどい時期も続いたのですが、孤独ではなかったですね。当時の先輩たちの失敗談も話してもらって、自分にも『期待』が沸いてきました。
また、1年目の終わりに1年の振り返りを発表する「ベストプラクティス(通称べスプラ)」というイベントがありました。べスプラを通して1年を棚卸して、スタンス面で自分で自分の成長を妨げていると気づきました。FBを貰っても素直に受け止められない自分がいたのですが、FBを受け止めること=気付くことなんですよね。気付けて初めて行動してみて成功に繋がる。自分がここで頑張る意味を考え直し、ここで成功するんだという気持ちで素直に仕事に向き合う事ができました。素直にFBが受け止められるようになったことで、成長をちょっとずつ積み上げることができ、見える世界が変わって来ていることに気付きました。本当の意味で、自分が「創っていくべきこと」、「変えていくべきこと」がある!と気付けるようになりました。2年目後半くらいから、環境も俯瞰して見れるようになって来たと感じています。
チームや組織をより引っ張って行ける存在になる
■長原さんは3年目でディレクターとしてチームを引っ張る存在になったのですが、マネージャーになって思うことはありますか?
マネージャーになったからこそ、「自分がまだまだ成長していかないといけない!」という責任感が生まれました。メンバーを引っ張っていくためには、自分の今までの経験だけでは戦いたくはないなと。自分が正解なわけではないし、メンバーを成長させるためにも自分が一番成長して行く必要があると感じています。学生時代も前提が違う人のマネジメントをすることに難しさと面白さを感じていましたが、リプライスでも毎年エリアやチーム、働く環境も変わってきています。環境や、求められる力も変わる中で、その場その場での最適解を出していかなければならないことに、難しさや、やりがいを感じ試行錯誤しています。
■今後目指す姿を教えてください。
一言でいうと『かっこいい人間になりたい。』ですかね。かなり抽象的な表現ですが、かっこいい人間って、「器が大きい」とか「真が通っている」とか「一貫性がある」、「柔軟な吸収力を持っている」そんな人間かなと思っています。人間的なかっこよさを身につけて、「人をみる力」や「求心力」を高めチームや組織をより引っ張って行ける存在を目指したいです。
■最後に就活生に向けてのメッセージをお願いします!
どんな環境を選んだとしても、自分がどう行動するのか、何をしたいのか次第で結果は変えられる。そして環境も変えられる。もし、志や価値観が似ていて、一緒に働きたいと思ってくれるなら、一緒に変えて、楽しく働いていきましょう!!!